既婚男性が今の妻とお別れをして不倫相手と再婚をしたいと考えるというのは、女性が考えているよりも、大きな決断になります。

どんなに愛人を愛していても、そう簡単には決断できることではありません。むしろ、簡単に決断できるような男性の中には、またその後不倫を繰り返してしまうというケースが多いのです。

今回は、既婚男性が不倫相手と再婚を考える時はどういうときなのか?実際に不倫をしている既婚男性数人に話をお伺いしました。

 

不倫をする既婚男性には2種類のタイプがいる

不倫をする既婚男性には、2種類のタイプがいます。最初の1つは不倫慣れしていて家庭と不倫を全く別のものと割り切って考えているタイプです。

もう1種類は、妻以外の人に恋に落ちてしまったという純粋なタイプの男性です。

ただ、不倫にハマっている女性が自分の不倫相手がどちらのタイプなのか?見分けるという事はなかなか難しいでしょう。

どちらの男性も女性と会っている時の態度に、そこまで差がないのと女性の方が不倫をしている最中はなかなか冷静に相手をみることができにくいという事が原因です。

不倫は、脳内ホルモンの中でも刺激を与えるホルモンがでっぱなしになるといわれているほど、不倫をしていると、脳が興奮状態になってしまいあまり冷静になることができません。

けれども、最初はどちらのタイプだったとしても、既婚男性が本気になることはよくあります。

本気になる理由や過程が2つのタイプによって変わってくるのです。

既婚男性の不倫に対する本気度は、日曜日など昼間からデートをしてくれるか?とか旅行に一緒に行ってくれるか?というようなところで見分けることができます。

既婚男性は、不倫に本気になっている時は家族のことよりも愛人との時間を優先するようになります。

家庭を優先している間は、家庭と仕事があって愛人を非日常の癒しととらえていると考えた方が良いでしょう。

 

既婚男性が不倫相手との再婚の方がメリットがあると感じた

不倫相手と再婚したほうがメリットが大きい場合、現在の妻に全ての財産を渡してでも離婚をして、再婚をしようとする既婚男性がいます。

不倫をする既婚男性というのは、本人は自覚していないのですが何かしら心の中に満たされないものを抱えています。

一番分かりやすいのが、コンプレックスを抱えているケースです。

 

このコンプレックスが愛人といたほうが満たされるという人は、離婚を決意して再婚をします。

例えば、自分の出生に関してコンプレックスがある場合、愛人がお金持ちの家柄で愛人説いたほうが、自分のコンプレックスを埋められると考えて離婚をしたという人がいます。

本人はそこまではっきりと自覚をしていないのですが、愛人といた方が自分の人生にとっていいなというようにとらえています。

その他、もう少しシンプルな例の場合は、妻は毎日自分の事をけなしたり、怒鳴ったりしていたけれども、愛人はいつも会う度に褒めてくれるので、愛人といたほうが、自分が幸せになれると思って離婚をして再婚をしたという人もいます。

このような場合、愛人は、既婚男性が一緒にいて、癒やされるようにマッサージを覚えたり男性が心地よい空間を過ごせるように、いつも気を配っていて、妻は自宅でいつもイライラとして文句ばかり行っていた結果既婚男性は愛人と一緒に生きていくということを決意しました。

このように、既婚男性が抱えている満たされないものを察して満たせるようになると既婚男性は、離婚をして再婚をするという事があります。

女性は比較的感情に行動が左右されることが多いので、男性心理が理解しにくいとおもうのですが、男性は、【好き】という気持ちだけで離婚にふみきるということはあまりありません。

女性は、既婚女性でも、【好き】という気持ちが爆発的に溢れてしまって、家庭を捨てて不倫相手の元にはしるということがあるのですが、男性はそもそも【男なんだから我慢しなさい】と言われて育っている事が多く、自分の感情に対して、鈍感だったり、会社で感情に左右されて行動することは良くないというように教育されているので、ただ【好き】というだけで離婚という行動はとりにくいのです。

その為、メリットを感じるから離婚をして再婚するなど、明確な何かが必要なのです。

女性にとっては少し寂しい気がするかもしれませんが、そこを冷静にとらえて既婚男性にメリットを感じさせられる女性が実際は略奪結婚をしています。

 

不倫相手が破天荒すぎて既婚男性が自分しかいないと感じた時

これは、かなり限られたケースです。

既婚男性が不倫に慣れている時に多い例なのですが、仕事も安定したり、収入も比較的多く余裕がある男性の方が多い傾向があります。

本来であれば、不倫に慣れていて、家庭と不倫は別と分けてとらえているのですが、不倫相手が破天荒すぎて、どうしようもない女性だった時に、この女性を救えるのは自分しかいないのではないかと感じて、離婚を決意したというケースがあります。

これはどういう心理かというと、1つは安定しすぎていて、破天荒な彼女に会った時にすごく刺激を感じて、脳内ホルモンが活性化されているというところもあるのですが、大きな要因としては、自分が必要とされたいというところです。

この女性をなんとかできるのは自分しかいないと感じたから、その女性にふりまわされるという事があります。

家庭でも、奥さんは専業主婦だったり、既婚男性が必要とされているのですが、それを既婚男性が実感できない状態にあって、あまり感謝されていなく、仕事もそこまで頑張らなくてもなんとなくうまくいっている時、安定を嫌ってこのようなタイプの女性に本気になり自分の力を試したいと思うタイプの既婚男性がいます。

ベンチャー企業の社長など、もともと刺激的な人生を歩んできた男性にみられる傾向です。

 

普通のサラリーマンでは、このようなタイプは少ないでしょう。

 

以上が既婚男性が離婚をして愛人と再婚しようと思った時についてご紹介をしました。不倫を女性側が成就させようとしたら、好きという感情を相手の男性に感じてもらうということはもちろん大切ですが、それ以上の事を考えて戦略的に行うというのが良いでしょう