自分の夫が不倫をしているという事が分かった場合、妻はとても大きなショックをうけます。その結果「不倫相手と別れる事」を夫にお願いして、夫も納得をして「別れる」と約束をしていたにも関わらず、しばらくたってからまだ不倫が続いている証拠をみつけてしまう事があります。

その時の妻の気持ちというのは、2度も裏切られたという気持ちや自分がないがしろにされたような怒りを抱えて、とても苦しいものになることが多いのです。

中には、「不倫相手と別れて」と言ったのにも関わらずまだ、水面下で不倫の関係が続いているという事はそれだけその愛人のことが好きなのではないか?と女性として負けたような気がして悔しい気持ちになる

なぜ、夫は妻がそれほどまでにつらい気持ちになるにも関わらず、なぜ不倫をやめることができないのでしょうか?

カウンセリングサービス(にて、愛し愛されるパートナシップに関するカウンセリングを得意としているカウンセラーの真鍋純子さんに、不倫が奥さんにバレて、別れると約束したのに水面下で続けてしまう男性の心理について、解説していただきました。

不倫が奥さんにバレても水面下で続けてしまう心理

家に帰っても、不倫がバレたことでお家に帰っても奥さんは怒っているので、夫にとって怖すぎて居場所がないということがあります。

また自分自身とても悪いことをしたとも思っているので、家に帰りたくなくなります。自分がもう悪すぎて絶対に許してもらえないと思うと、自分はここにいたら絶対に責められると思うので逃げてしまうということがあります。

また自分ではどうしていいかわからないという状態になってしまっているということもあります。もうどうしていいのか分からないので、結果的に少しでも怒っていなくて居心地がよい愛人の方に逃げてしまうという状態です。

不倫が奥さんにバレてもやめられないのは彼女が好き?

不倫をしていて、奥さんにバレてもやめられないのは、彼女と運命共同体のような感覚になっているということもあります。

この場合は、奥さんが二人にとって共通の敵という気持ちになっていて愛人と夫の間に連帯感ができています。けれどもこのような場合は、男性が奥さんに「愛人とは別れるから」ということはあまりありません。

どちらかというと、最初から「愛人とは絶対に別れない」と言っているケースが多いでしょう。

不倫をしている時に夫が罪悪感を感じている時の態度

不倫をしている最中の夫が罪悪感を感じている時の態度として一番多いのは、いつもはロックしたりして見れないようにするが、全部みてみろと見せようとしてくる行為や、どこか素敵なレストランに連れて行ってくれたりいわゆる補償行為と呼ばれる行為です。

自分が悪いことをしたと罪悪感を感じているので、それを補うような行為をとっていてこのような行動は罪悪感を感じている行動になります。

けれども、罪悪感をはっきりと自覚をしているというよりも、無自覚で罪悪感を感じてしまっているのでこのような行動を取るということがあります。

たとえば、不倫をしている時に、不倫をしている証拠のレシートを奥さんに見つかりやすいところにおいてしまうという人がいます。

あの行動も実は、無意識なのですが不倫に対して罪悪感を感じていて、早く不倫をみつけて自分の事を罰して欲しいという気持ちがそのように不倫がバレやすい行動をとってしまうということがあります。

これも、罪悪感を感じている時のサインになります。男性の方が元々女性よりも罪悪感が強いので、男性に多い行動になります。

不倫が奥さんにバレた時に夫が罪悪感を感じている行動

「お前が不倫をさせたから悪いんだ」「オレが不倫をしたのはお前が原因なんだ」と奥さんを責めているような状態の時が、強い罪悪感を感じている時になります。

分かりにくいのですが、自分が悪いので、あまりにも自分が悪すぎるので、奥さんに非がなくても、「お前のこういうところが悪いんだ」「お前が浮気をさせたんだ」と言うようなことを言って責め続けます。

奥さんは、傷ついている上にこのように責められるので辛いのですが、この行動は罪悪感から来ているんだという事を理解する事が一番良いと思います。

そのような旦那さんをうけいれるのか?別れるのは奥さん次第だと思います。

開き直りも罪悪感を感じている時のなのですが、開き直りの場合は、罪悪感が自分ではもうみることができないので、その罪悪感をないものとして扱いたいというのが、不倫が奥さんにバレた時に開き直る男性の行動になります。