嫁の不倫が原因で離婚を決意する男性というのはどのくらいなのでしょうか?あくまで裁判になった離婚になるのですが、平成27年の裁判所が発表した司法統計によると、下記のようなデーターになります。
離婚を申し立てた人 | 総数 | 申し立ての動機 | ||||||
性格が合わない | 異性関係 | 暴力をふるう | 酒を飲みすぎる | 性的不調和 | 浪費する | 病気 | ||
夫 | 17,776 | 10,900 | 2,637 | 1,505 | 424 | 2,326 | 2,209 | 913 |
妻 | 47,907 | 19,380 | 8,643 | 10,882 | 3,069 | 3,653 | 5,420 | 1,328 |
このデーターは、夫婦間の話し合いだけで離婚が成立せずに、裁判所に申し立てをして離婚をしようとした人たちのデーターです。
だいたい、離婚の申し立てをした人のうち約15%が妻の不倫が原因で離婚をしたいと考えているという数値になります。
けれども、不倫問題になった場合、嫁の不倫を許せる夫よりも、夫の不倫を許せる妻の方が多いといわれています。つまり、男性の方が嫁の不倫を許すという事が難しいのには実は心理的な理由があります。
嫁の不倫を許すことが男性が難しい理由
不倫をされた側というのは、怒りや悲しみ、そして裏切られたという気持ちでいっぱいになってしまう事が多くあります。
そして、そのようなマイナスの感情というのは自分でしっかりと自分の本当の気持ちを理解して、外に出すようにしないと本当の意味で自分の中から出ていくということはありません。
けれども男性は、子供のころから「男なんだから泣くな」と言われて育っていたり、社会で感情的になってはいけないという風潮があり、自分で自分の感情を抑える癖がついてしまっています。
その為、嫁に不倫をされて辛くて苦しいという気持ちがあるのですが、その気持ちを自分で感じないようにして、奥底にしまってしまうので、結果的にいつまでも嫁に不倫をされた傷つきが癒されることなく、ずっと傷ついたままになってしまいます。
このようなことが原因で、嫁の不倫を男性の方が許す事が難しいという傾向があります。
その結果、嫁の不倫を許すことなく離婚することになることもあります。
嫁の裏切りで離婚に決意した時の男性の態度
嫁の裏切りで離婚を決意した時の男性の態度として、探偵に聞いたところ多いのは、淡々と行動をしていることが多いとのことです。
離婚する場合、妻が不倫をしているという証拠が必要になります。その為、探偵に依頼して、妻がホテルに入っていくところや自宅に同じ男が訪れているという証拠写真を集めます。それをもって、今度は弁護士になるべく有利な条件で離婚ができるように相談をして離婚になります。
妻と話し合いをするケースもありますが、仕事もしながら家庭の中で離婚問題を抱えるというのは、相当なエネルギーが必要になります。
その為弁護士にすべてを一任して、家を出て行って弁護士と妻で話し合ってもらうという人もいます。
嫁の不倫が分かっても離婚しない理由
嫁の不倫が分かっても離婚をしない男性の理由には下記のようなものがあります。
- 離婚をすると出世に不利になる
- 子供と離れて暮らすことが嫌だから我慢する
- .嫁が自分の親の介護をしてくれているので離婚できない
一番、たとえ妻の不倫が離婚の理由だったとしても、子供が妻との同居になる可能性が高い場合は、子供と一緒にいたいので離婚を言い出さず我慢するという男性もいます。
女性が配偶者の離婚を我慢して離婚しない時のように、感情的にわめくという男性は少ないのですが、家庭内別居のように冷めきった関係で、すすんでいくというケースが多いのは、先にお伝えした通り、男性の方が自分のネガティブな感情を抑えきれずにうまくいかないことがおおい事が原因です。
女性が不倫をされた場合と違って、生活費の為に不倫をされた悲しみを我慢するというケースはあまりみられません。
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