不倫したからと言って離婚は即できるものとは限りません。それは、相手があることですし、夫婦とは不思議なもので愛情がなくとも夫婦でいることを望むこともあります。 理由としては、「まだ愛情が多少残っている」、「子供の成長を考えて両親が揃っていた方が良い」、「離婚したら生活費に困る」、「会社やご近所、親戚などの世間体が...
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坂上 隆之(さかうえ たかゆき)
離婚相談専門オフィス代表
さかうえ行政書士事務所所長
離婚相談を、法律・心の両面でスッキリ解決する法律およびストレス対処の専門家。
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念願のかわいいわが子が誕生する際に、妊娠中の妻以外と不貞の関係を結んだという話は、悲しいのですが意外に良く耳にします。男性の心理として、「性欲があるのに妻が応えてくれない」「実家に帰ってしまい寂しい」「浮気をしても今ならばれない」などという気持ちが芽生えるようです。 一方、女性はこのような男性の身勝手さを許せず、「女性...
交際中の男女のどちらかあるいは両方に配偶者や子供がいる状態、いわゆる不倫の場合、それは必ずいつか終焉を迎えます。お互い、離婚するから大丈夫と口約束されても、本当に信用できますか? もし、お互いのあるいはどちらかの配偶者に知れた場合、慰謝料請求や養育費という経済的な負担を強いられるはずであり、そのことを無視して不倫当事者...
人の感情は移ろいやすいもの。特に、恋愛や結婚では、信じていたパートナーに浮気をされたら、はらわたが煮えくり返り、夜も眠れず、場合によっては犯罪に手を染め、ワイドショーを賑やかす場面もあります。気持ちは分からなくもないですが、日本は法治国家で一線を越えてはいけないルールが存在するのです。 今回のお話で考察するにあたり、タ...